薄毛の人は性欲が強いのは本当なのか。

噂を信じて禁欲中です。

家庭の性生活？それは触れないでください。どうも煙と申します！

よく「性欲が強い人には薄毛の人が多い」みたいなこと聞きませんか。

薄毛と性欲には相関があるというようなお話。

これって本当なんでしょうか。もし本当だったら辛くないですか。性欲も毛髪も大切です。

気になって気になって仕方がなかったので調べてみました。

薄毛と性欲に相関があるとは言えない！

結論から申し上げると、性欲が強い人は薄毛になるということに相関関係はないようです。

薄毛も性欲も男性ホルモンのテストステロンが関係していて、テストステロンが頭髪の抜け毛を促し、また性欲を強くします。

しかし、薄毛になる原因は男性ホルモンだけの問題ではないですし、性欲が強い人全員が男性ホルモンの分泌量が他より多いかというとそうとは言えないみたいです。

性欲には男性ホルモンが影響しているのは確かです。

ただ一個人の中での男性ホルモン濃度がその人の性欲に影響を与えることはあるようですが、「男性ホルモン濃度が高い人は性欲が強い」というようなことは言えないみたいです。

言い換えると、周期的に変化する男性ホルモン濃度に個人として影響は受けるが、人と比較して男性ホルモン濃度が高い人の方が性欲が強いという明確な結果は得られていないということです。

性犯罪を起こしてしまう人は男性ホルモン濃度が通常の人より高いとかそういうことも言えません。

ちなみに、女性は排卵期にテストステロン数値が少し高まる傾向があるので、その時期に性欲が強くなる傾向があるそうです。

男性ホルモンのテストステロンが性欲に影響しているので、一般的に女性より男性の方が性欲が強いのは当然、しかし男性同士では異常値でない限り有意な差はみられないということですね。

では、頭髪の薄毛・脱毛はなぜ起こるのかというと、これも男性ホルモンが一因としてあります。

男性ホルモンは薄毛に影響を与えます。しかし、男性ホルモン濃度が高いと薄毛になるかというとそうではありません。

ホルモンが作用するには受容体の存在が必要です。ホルモンがカギならば受容体はカギ穴。

男性ホルモンの濃度が高くてもその部位に男性ホルモンの受容体が存在していなければ作用しません。

また薄毛の原因はそれだけではありません。

頭皮の血液循環が悪かったり、ストレスや不摂生など薄毛の原因は様々です。

男性ホルモン濃度だけが薄毛の原因になっているわけではないので、性欲の強さと薄毛は結び付かないんです。

まとめると・・・

ということで、性欲が強い人が薄毛になるわけではないことがお分かりいただけたのではないでしょうか。

ただ、人によっては男性ホルモンの影響で性欲が強く薄毛の人もいるかもしれませんね。

余談ですが、男性ホルモンは体毛を濃くする作用があり、もちろんこれにも受容体が必要です。

私、体毛は濃いのに薄毛進行中。受容体の宝箱やぁ！！！

私の性欲？それは聞かないでおいてください。